腸内洗浄(ハイドロサンプラス)
Colon Cleansing
ハイドロサンプラスによる腸内洗浄
腸内洗浄は日本においては非常に限られた医療機関でのみ行われていますが、欧米では以前より美容目的や健康増進目的に数多く行われています。当院では消化器内視鏡専門施設として、便秘及び腹部不定愁訴の治療に導入しております。また、体質改善や美容目的にも応用しております。
医療機関でおこなう腸内洗浄とは
当院で行っている腸内洗浄は、腸内洗浄を行うために開発された医療機器(アメリカHSP社ハイドロサンプラス)を用いて、ろ過した温水で腸管内の内圧を常にモニタリングして安全を確認しながら大量の温水(数十リットル)で繰り返し腸管内を洗浄する治療です。
ハイドロサンプラスを用いた
腸内洗浄の原理
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01Expected
Effect腸管の運動能力の向上ハイドロサンプラスを用いた腸内洗浄では、圧倒的に大量の濾過された温水を使用し、腸管内を繰り返し洗浄することにより、便秘の人ではなかなか起こりにくい便意を刺激して、腸管の運動能力(蠕動力)を向上させます。
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02Expected
Effect腸内環境改善便秘や過敏性腸症候群、肌荒れ、各種アレルギー疾患においては、腸内環境が悪化しています。この時に、乳酸菌製剤等の薬やサプリメントをいくら用いても、圧倒的に増えすぎている悪玉菌優位の腸内環境を変えることは困難です。ハイドロサンプラスによる腸内洗浄を行うことによって、腸管粘膜表面の粘液層に存在する腸内細菌をしっかり洗い流します。これにより、悪化している腸内環境を一度リセットし、腸内洗浄後に食事療法及びサプリメント投与を行う事により腸内環境を改善させます。
腸内環境のセルフチェックしてみましょう
- ダイエットを繰り返す
- 下腹がポッコリ出ている
- 風邪をひきやすい
- コンビニ食・外食が多い
- 頭痛・肩こりがひどい
- タバコを吸う、お酒をたくさん飲む
- コーヒーを1日5杯以上飲む
- 4日以上排便がない
- 排便後もお腹がすっきりしない
- 残便感がある
- 便が硬い、ウサギの糞のような形状
- 下痢気味、下痢が多い
- 便の色が黒い、おならが臭い
- 肌荒れ、吹き出物が目立つ
- なんとなくだるい感じがする
- 野菜や海藻類を食べずに肉類が多い
- 発酵食品を食べない
- 水分を摂らない、不足気味
- 運動不足、ストレスが多い
など。当てはまることが多い方は腸内環境がよくない場合があります。腸内洗浄で腸内環境を改善してみましょう。
国立消化器・内視鏡クリニックの腸内洗浄の目的
当クリニックでおこなう腸内洗浄は、3つの目的があります。
- 便秘の治療
- 腹部の不定愁訴(腹痛、腹部膨満感、下痢、排ガス過多等)
- 腸内環境の改善(体質改善、美容目的)
ハイドロサンプラスによる腸内洗浄と
他の腸内洗浄との違いとは?
クリニックによっては、大腸内視鏡検査前にのむ腸管洗浄液を口から飲んだり、あるいは胃内視鏡を十二指腸まで挿入し、内視鏡から腸管洗浄液を1から2リットル注入することを腸内洗浄と称している施設もあります。
また、肛門からコーヒーを高圧浣腸することを腸内洗浄と呼んでいる民間療法もあります。これらの方法で使用する腸管洗浄液はわずか1から2リットルほどです。ハイドロサンプラスで使用する腸管洗浄液の量の20分の1以下です。従って、このわずかな量で腸内環境を変える事は困難です。また、一度通りすぎたら終わりのため、腸管の運動能力(蠕動力)を向上させる事は困難です。従って、これらの方法は便を出す目的で行う(浣腸と同じ)にはいいですが、腸内環境改善、美容目的、便秘の積極的な治療に用いるには向いていません。
また、便秘の患者さんの中に大腸がんにより腸管がつまりかかっている患者さんがいます。この場合、口からあるいは内視鏡的に腸内洗浄液を注入した場合、大腸ガンによる腸管狭窄部位で腸管が閉塞し、最悪の場合、腸管に穴が開いてしまうリスクがあります。従って、便秘の訴えの高度な患者さんに対しては、我々消化器内視鏡専門医は腸管洗浄液の経口あるいは内視鏡的投与は非常に慎重になります。
しかし、ハイドロサンプラスによる腸内洗浄では、常に腸管内圧をモニタリングしており、合わせて腸管エコーを併用している事から、大腸ガンによる腸管狭窄が疑われるケースでも異常な腸管内圧上昇として早期に認識することができるため、安全に腸内洗浄を行う事が可能です。万一、大腸ガンによる腸管狭窄が疑われるケースでは、そのまま大腸内視鏡に移行することも可能です。したがって、便秘に対する腸内洗浄には、消化器内視鏡専門施設である当院のハイドロサンプラスによる腸内洗浄をお勧めします。
ハイドロサンプラスによる腸内洗浄のリスク
①腹痛
便秘の患者さんの多くは、腹痛をほとんど感じる事はありません。腹痛の原因の多くが、腸管の運動(蠕動)が亢進した事による症状です。我慢できないほどの痛みではありません。
便秘の人では、繰り返し腸内洗浄を行う事により、腹痛が徐々に出現してきます。この腹痛は便秘改善の一つのサインとして認識しています。
②迷走神経反射
通常はほとんど出現することはありません。普段から、排便後に迷走神経反射から血圧低下を起こす患者さんがいらっしゃいます。その場合はあらかじめ申告してください。一過性の症状ですので、深刻な状態になることはありません。
治療で改善が期待できる症状
- 最近発生した便秘(即効性があります)
- 慢性便秘、慢性下痢、腹部膨満感等の腹部不定主訴
- 便のにおい、オナラのにおいが気になる
- 口臭、体臭が気になる
- アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患
- 慢性関節リウマチをはじめとする膠原病
- 肌荒れ、ニキビ
- 痩せやすい体を作りたい
- 免疫力を高めたい
ハイドロサンプラスによる腸内洗浄をお受けいただけない方
- 腸閉塞の既往のある方
- 腹部手術1年以内の方
- 妊娠中の方
- 心不全、腎不全の方
- 腹部動脈瘤のある方
- 腸管ヘルニアのある方
検査の流れ
STEP
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ステップ01
Step0124時間WEB予約かお電話でご予約をお取りください。
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ステップ02
Step02治療を受ける当日は、最初に医師による問診をおこないます。
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ステップ03
Step03施術着にお着替え頂き、治療用ベッドに横になって頂きます。
専門の看護師が専用のチューブを肛門に挿入し、腹部のマッサージをしながら、腸内洗浄を進めます。 -
ステップ04
Step04オプションの乳酸菌カクテルを選択された場合は注入し、治療は終了します。また専用のトイレ(専用個室)で排泄して終わりです。
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ステップ05
Step05治療後に医師より、食事療法やサプリメントの説明を受けます。
副作用について
内服可能な乳酸菌です。
まれに下痢が起きる場合がございます。
当クリニックで腸内洗浄で使用する医療機器について
本治療で用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適切な輸入許可を得ています。日本では、未承認医療機器を、患者様の同意を得て、医師の責任において使用することができます。未承認医療機器については、厚生労働省ホームページに掲載されている「個人輸入において注意すべき医薬品等について」をご参照下さい。本治療で用いる腸内洗浄機器は、アメリカFDAにおいて認可登録されている医療機器です。
※本治療に使用する同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。
入手経路
国内販売代理店経由で入手しております。
ハイドロサンプラス(腸内洗浄)
料金
料金(税込) | |
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通常価格 ※乳酸菌製剤2週間分含む |
20,000円 |
回数券3回券 | 54,000円 |
※乳酸菌カクテル注入 2兆個 | 11,000円 |
国立消化器・内視鏡クリニックの自由診療一覧
腸-脳ー皮膚相関の観点から、QOLを上げるためや美容目的など、患者さまのさまざまなニーズに合わせて、
幅広い自由診療をご用意しています。
ご覧になりたい治療があればボタンを押してお進みください。
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01
腸内洗浄
(腸内洗浄・腸内細菌叢リセット療法)濾過された安全な温水でお腹の中を
洗浄し、腸内環境を改善する治療。 -
02
点滴療法
各種点滴をご用意。
症状によって施術します。- ・プラセンタ
- ・にんにく注射
- ・強力にんにく点滴
- ・マイヤーズカクテル点滴
- ・高濃度グルタチオン点滴
- ・美白点滴
- ・スーパー美白点滴
- ・水素吸入
- ・高濃度ビタミンC点滴
- ・超高濃度ビタミンC
- ・オゾン療法(血液クレンジング)
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03
美容皮膚・レーザー治療
最新の機器や技法で
施術を行います。 -
04
腸内フローラ検査
ご自分の腸内細菌叢(さいきんそう)を把握し、自分に合った腸活が可能になる検査。
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05
遅延型フードアレルギー検査
食べ物が原因の
アレルギー反応を調べます。 -
06
AGA・育毛治療
症状によって飲み薬と塗り薬をご用意。
診療案内
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:30 - 18:00 |
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- 電話番号
- 042-505-8623
- FAX
- 042-505-8624
- 住所
- 〒186-0004
東京都 国立市 中1-20-26